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アルペンルートで見た伝説の花‥

先日のアルペン研修の続きですが‥
黒部ダム展望台へ続く、外の階段を歩いていると、伝説の花、黒百合が!!

というわけで、越中の武将伝説を1つご紹介させていただきます。
立山にまつわる佐々成政の佐良(ザラ)峠越えや、鍬崎山の埋蔵金伝説なども有名ですが、「黒百合伝説」は、女性にまつわる哀しいお話です。
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成政には、戦国時代の武将らしく、正室の他、幾人もの側室がいましたが、その中でも「小百合」という絶世の美女が、成政の寵愛を一身に集めていました。
ところが、城の留守を任せる程に信頼していた部下と、小百合の方が密通していたという耐え難い 「噂」 を耳にした成政は、嫉妬のあまり激怒。 
真実を問いもせず、小百合の方の黒髪を左手に巻き、神通川の川辺に引き摺り出すと、その親兄弟をはじめ、一族18人の首をはね、小百合の方も斬り殺します。 
この時、小百合の方は、血の涙を流し、 
「この身は果てようと、無実の罪。 山に咲く黒百合の化身となり、この怨み晴らそうぞ。」

しばらくの時がたち、いつしか成政は忘れていきました。
ある時、成政は、自分の命の恩人である、秀吉の正室・北政所に、山にのみ咲く黒百合を1輪、献上しました。 北政所も可憐に咲く珍しい花を大変喜び、早速茶室に活けて茶会を催しましたが、その花を卑しい花と、側室である淀君に嘲笑われた為、成政を憎く思うようになりました。  後に、成政は秀吉によって切腹を命じられ、生涯を閉じます‥

cimg5079.JPG黒百合の花を見ながら、そんな戦国時代の哀しい伝説にしばらく思いを馳せていました。
この左の写真は、室堂平から見た立山の主峰の反対側です。雪山の立山から緑にかけて、真ん中あたりに、うっすらロープウェイの線が見えるの、わかりますか?
同じ山を両側から見て、あらためてアルペンルート通過を実感した私なのでした☆

          黒部・宇奈月温泉観光協会事務局 山田

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